lineとrowの違いを1分で理解。人や物の「列」は line、表計算の「行」は row――ビジネスから日常会話、プログラミングまで迷わない使い分けを具体例付きで解説します。
目次
1. lineとrowの違いを一言で
line=縦方向の列・1本の線
row=横方向の行・横一列
line row 違いは、このシンプルな区別を押さえておくといいでしょう。
lineとは? ─ 定義と特徴
語源・イメージは、点を結んでできる「線」です。そこから転じて、縦一列に並ぶ状態も指します。
- 主な使い方
- “Stand in line.”(列に並んでください)
- “Draw a line.”(線を引く)
- 電話回線や製品ライン(product line)など「一直線」や「流れ」を強調する場面でも使用。
ニュアンスのポイントは、「順番待ち」「流れ」「細長いもの」のイメージです。動的・縦方向と覚えると混乱しにくいです。
rowとは? ─ 定義と特徴
語源・イメージは、隣り合って横一列に並ぶです。
- 主な使い方
- “You’re in the third row.”(あなたは3列目です)
- “Add a row.”(新しい列を加える)
覚え方のポイントは、静的配置・横方向。表や座席。プログラミングなどで言うなら、SQLテーブルを想像。
早見表:lineとrowの瞬間チェック
シチュエーション | 使う単語 | 例文(英) | 日本語訳 |
---|---|---|---|
スーパーで順番待ち | line | Please wait in line. | 列に並んでお待ちください。 |
Excelの横方向データ行 | row | The totals are in the last row. | 合計は最後の行にあります。 |
詩・コードの1行 | line | Line 42 contains a syntax error. | 42行目に構文エラーがあります。 |
映画館の3列目座席 | row | Our seats are in the third row. | 私たちの席は3列目です。 |
シーン別の使い分け例
日常生活
line:銀行・遊園地の順番待ち
row:映画館の座席、畑の作物
ビジネス/英文会計
line item=「売上高」など個別科目
row=年度ごとの横並びデータ
IT/プログラミング
line:ソースコードの1行
row:SQLテーブルの1レコード
よくある混同パターンと回避策
- Excelで「line 3」→正解はrow 3
- チケット購入で「row」→順番待ちはline
- コードレビューで「row 10」→テキストはline 10
判断基準:縦/順番待ち=line、 横/表・座席=row
まとめ:キーワードで振り返るline vs. row
- line row 違いの結論:縦(line) vs. 横(row)
- line=動きのある列・1本の線・電話回線など
- row=横一列の配置・表やシートの行・座席番号
- 判断基準は“並びの向き”と“用途”をセットで覚えること
これで「line」と「row」を迷わず使い分けられます。次に英語で「列」や「行」を表現するときは、本記事を思い出してスマートに選択してください。
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